ズバリ何屋さん?
インターネットで商品を販売するには、お店のコンセプトもきっちり決めておくのも重要です。
前頁で「ターゲットを明確にする」話をしましたが、もっと明確しなければならないのは、サイトテーマ。
つまり、何屋さんですか?という事です。
インターネットで販売されているお店で、とかく有りがちなのは、
何でもかんでも集めた雑貨屋さんです。
アクセサリーは売ってるわ、健康サンダルは売ってるわ、子供服は売ってるわ…。
本当に何屋さんかわからないお店が結構あります。
品揃えが豊富な事は良いことです。売れる商品を集める事も良いことです。
雑貨を極めれば大型ショッピングになることもあります。でも、大抵のお店は中途半端な品揃え。
悲しい事にお客さんはお店の名前すら覚えてくれないでしょう。
リピーターになる可能性は極めて低くなるのです。
なぜなら、その商品は他のお店でも売っていて、買った人たちの目的が同じじゃないからです。
多分、検索して探してきたか、メールマガジンに反応して、来店されたのでしょう。
もちろんお店の対応によって、また何かを買おうと思う気持ちにはなりますので、
皆無とは言いませんが、健康サンダルを買ったお客さんが、
子供服を買うために再び来店される可能性は低いと思います。
もし、アクセサリーの専門店だったら、
アクセサリー買ったお客さんはアクセサリーが好きなんでしょうから、
再び来店される可能性は大いにあります。
健康サンダルを買ったお客さんは、健康器具やダイエットグッズに関心が高いのが想像できますし、
子供服を買ったお客さんは、子供服と子供用品に関心が高いのが想像されますよね。
新規客を集めるのは、リアルと同じでインターネットの世界でも大変ですし、経費がかかります。
やはりうれしいのはリピーターをいかに増やすかです。
サイトテーマを決めると、集める商品がはっきりしますし、集まる人の目的もはっきりできます。
購入された方は、サイトテーマにそった商品が好きな方ですから、
リピーターになるチャンスは大いにある訳です。しかも、「類は類を呼ぶ」購入された友人もまた、その商品が好きな場合が結構ありますので、口コミも大いに期待できます。
「じゃあ、うちは豆腐屋だから、そのまんまで良いのかな?」ええもちろん、そのままでも結構です。
ただ、もう少し具体的に出来ればもっと魅力的になりますし、同じ豆腐屋さんにも差別化になります。
「国産大豆や天然水など、厳選した素材にこだわる豆腐の専門店です。」とか、
「濃厚な大豆の香りがするざる豆腐専門店」とか、「翌日配送できる豆腐の専門店です。」とか、
当然、商品の魅力、お店の魅力が見えてなければ、決める事は出来ません。
このサイトテーマがはっきりしていれば、
そろそろホームページで商品を販売できる体制になってきたんではないでしょうか?
|